本を挟んで著者と対話する手法−本を読む本

本を読む本 (講談社学術文庫)

本を読む本 (講談社学術文庫)

読了約50分。
曰く、本を読むとは、著者が何を言いたいが為に、どの様な論旨で語っているかを読み解き、その結論に対し自分がどう思うのかを判断し、批評すること。
つまりは著者のプレゼンを理解し、それらを通じて自分の考え、知識、理解を深めること、さらに言い換えるなら、本を挟んで著者と対話するということ。
そのための手法として、構造・分類を把握する点検読書、論旨・結論を読み解く分析読書、1つのトピックに対し複数著者のプレゼンを聞くシントピカル読書がある。
最後の良書とはが心に残った。
良書とは、再読したときに色褪せず、さらなる発見(新しい自分の考え、判断)が見つかるような本である。