IPOの最大化−効率が10倍アップする新・知的生産術

 著者が会計士だからか。自分の知的生産効率をアップするためにはを、IPOの観点から語る。Input、Process、Outputの効率をそれぞれ10倍化するためには?について、著者のさまざまなノウハウが凝縮された1冊。
 その基本は「短時間・高品質」であり、実現するために著者が活用しているメソッドが余すことなく紹介されている。フォトリーディングのような技術からITツール、学習機器、はては生活習慣まで、とにかく「短時間・高品質」IPOのための手法が著者の実例を挙げて示されており、とても納得でき実践しようと思えるものだった。(このブログも本書に影響され始めようと思った。)
 効率10倍アップも過言ではない。ただ、帰宅後ビール飲みながらぐだぐだ、そんな時間はなくなりそうだ。
 ところで、私はシステム屋なのでIPOというとInputProcessOutputのことだと思っていたのだが、どうやら一般的なIPOとは下記のことを言うらしい。人前でシステム用語として使わないようにしよう。