結果がでる仕事術は王道−最短で結果が出る超仕事術
- 作者: 荘司雅彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/24
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 174回
- この商品を含むブログ (40件) を見る
年収10倍アップのように、時間を効率的に使うツールや手法の紹介など、効率ノウハウを中心としているのかと期待したが、違った。著者の方法論は非常にオーソドックスで王道な方法論なのだ。
なんと、こんなやり方があるのか!!ではなく、今まで何度も聞いたことのある、一般的な「よい」やり方。しかしそれこそが、結果が出る仕事の方法論なのだと著者は解く。
「急がば回れ」では、1つのことに100調べよと言う。徹底的に調べておくことを繰り返すことにより、「前にも見たな」がどんどん増え、作業速度が向上する、と。確かにその通りだと思う。
「案ずるより生むが易し」なので、厄介な仕事ほど先に手を付けようと言う。嫌なことを後回しにすると、精神衛生上よくないことが多く、結果的に作業モチベーションが向上しにくい、と。これも確かにその通りだと思う。
このように、紹介される方法論はオーソドックスで一般的だが、それがゆえに自分には非常に説得力を持っていると感じた。
やはり結果を出す仕事術に、裏技などない。シンプルに、王道に、真面目にやることが一番なのだと教えられた。