このオフィスで自分は働けるのか−残業ゼロの仕事力
- 作者: 吉越浩一郎
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2007/12/22
- メディア: 単行本
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具体的な方法は、「強制的にオフィスの電気を落とす」「残業が発覚した場合は罰則」とのこと。その代わりに定時内で効率を上げるために、「デッドラインを意識する」「トップダウンで組織は右向け右が徹底されていること」「私語のない緊張感あるオフィス環境」などを上げる。
確かにこれらの方法で社内効率は非常に上がり、残業ゼロも実現可能だろう。仕事がプライベート時間へ食い込むようなことにはならないと思う。
ただ自分はこの会社に行ったら、定時後は一切会社の人間と関わらず、即帰宅しそうな気がする。帰宅したところで他社に行ってる友人は残業中。さて、何をするんだろうか。会社員という人生と無関係の部分で、何かもう一つ特技を見つけることが出来るのだろうか。
ワーク・ライフのバランスは、まずワークが一人前であること。そこを越えない限り、ライフを充実させたい、残業勘弁、だけの主張ではなかなかね。。と、昨日人と会話しながら思ったのを、この書評を書きながら思い出した。